身体的特徴
サイズ | 大型犬 |
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種類 | 護衛犬 |
体高 | オス:70~90cm / メス:65~75cm |
体重 | オス:60~75kg / メス:60~75kg |
毛質 | 短毛のスムースタイプと長毛のロングタイプ |
毛色 | ブラウン&ホワイト,ブリンドル&ホワイト,イエロー&ホワイトほか |
耳の形状 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
性格
超大型のセント・バーナードは、性格こそ穏やかなものの、物をなぎ倒して前に進むほどの巨体。小さいころからのしつけが全てです。成人男性でもこの犬種が暴れると制止するのは難しいため、飼い主の指示で制止することだけは徹底的にしつけるようにしましょう。性格そのものは穏やかでおとなしく、お行儀のよい犬種です。
日常の世話
セント・バーナードの被毛は、抜け毛が多いため日々のブラッシングが欠かせません。大きな体のブラシングは相当体力が入ります。また、よだれが多い個体もいますので、口周りのお手入れも日々行いましょう。散歩に関しては、日に3~4回、細かく分けて行いましょう。1回40分程度行えばよいでしょう。体重の増やし過ぎは関節に負担になり、動けなくなってしまった場合は飼い主さんの負担が相当です。運動と食事量について気を付けてください。
歴史・起源
セント・バーナードの起源は、アルプスのサン・ベルナール修道院で飼われていた大型犬が、後々セント・バーナードと呼ばれるようになったことからはじまりました。もともと荷車を引いたり、番犬として修道院内の使役犬として活躍していましたが、深い雪山の中で行方不明になった人を探し、大きな体で温め人命を救う能力を買われ山岳救助犬としてさらに大活躍しました。その後にニューファンドランドなどと掛け合わされ、長毛のセント・バーナードが誕生することになりました。