身体的特徴
サイズ | 中型犬 |
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種類 | 小型獣猟犬 |
体高 | オス:36~41cm / メス:36~41cm |
体重 | オス:13~17kg / メス:13~17kg |
毛質 | なめらかな被毛 |
毛色 | レッド,フォーン,ホワイト,ブラック又はブルー,もしくはこれらの色にホワイトがあるもの |
耳の形状 | 立ち耳 |
尾の形状 | 屈曲尾 |
性格
スタッフォードシャー・ブル・テリアは、当時の闘犬としての凶暴な要素を取り除き、もともとあった飼い主に従順な部分を残した後、さらに温和な要素を取り入れた強く愛情あふれる犬種です。現在では陽気で人にも懐きやすいところがあり、多くの愛好家に愛されるポイントになっています。力が強いため、もともととても従順ですが、命令に従わない時に備えて、いつでも飼い主が制止できるようにしなくてはなりません。
日常の世話
高い運動能力を保持する犬種ですので、飼う場合はそれを活かす環境作りが必要です。また、しつけにも多くの時間をさき、飼い主とのコミュニケーションを豊富にとる必要があります。毎日の散歩以外に、広い場所で自由に走り回る事ができるようにしてあげてください。寒さにはさほど強くありませんので、室内での飼育をお勧めします。ほとんどお手入れがいりませんので、日々のメンテナンスは容易でしょう。
歴史・起源
1800年代前半に労働者の間で人気のあったブル・バイティング(牛追い)が、ネズミを犬にしとめさせる「ネズミ殺し」に変わり、さらにその後、犬同士を戦わせる「闘犬」に移っていきました。強靭な闘犬を作り出すため、さまざまな強い犬種を掛け合わせ、強い顎の力と恐れを知らない精神力をもつタフな犬種をブルドッグとブラック・タン・テリアから作りだしました。その後イギリスで闘犬が禁止されるまで人気を博し、その後は家庭犬としてさまざまな改良を経て現在に至っています。