活発で陽気、表情やしぐさに愛嬌があって可愛いブル・テリアですが、夢中になって遊んでいるときに興奮するスイッチが入ってしまうとやっかいです。強靭な顎と力で一度かみつかれたらなかなか離れませんし、相当の痛手を負います。小さいころからしっかりと飼い主が制止させることができるようにしっかりとしつけておきましょう。

毎日の運動と散歩を欠かさないようにしましょう。日常的なお手入れも、濡れたタオルで全身を拭いてあげることくらいで大丈夫でしょう。室外での飼育より、室内で家族の側で過ごさせる方が穏やかな良い子が育つでしょう。他の動物（特に自分よりも小さい子）に対して、攻撃的になってしまうことが稀にあるようです。多頭飼いの家庭では十分注意しましょう。

ブル・テリアのコミカルで愛嬌のある表情や性格は、メディアでも取り扱われ、たくさんの人に愛されている犬種です。もともとは闘犬として品種改良を重ねられた犬種です。１８００年代にブルドッグとオールド・イングリッシュ・テリアを掛け合わせて作られた犬種です。その後闘犬文化が廃止され、体型をスリムにするなどさらに改良が行われた結果、現在のブル・テリアが誕生しました。

聴覚障害（ホワイト種）, 腎臓疾患, 心臓疾患, 膝蓋骨脱臼, 水晶体脱臼