身体的特徴
サイズ | 大型犬 |
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種類 | 牧畜犬 牧羊犬 |
体高 | オス:58~61cm / メス:56~58cm |
体重 | オス:38~41kg / メス:35~38kg |
毛質 | 適度に粗い |
毛色 | グレー,グリズル及びブルーの様々な色合い |
耳の形状 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 短尾 (断尾の習慣) |
性格
社交的なオールド・イングリッシュ・シープドッグはとても賢く、陽気な犬種です。飼い主やその家族に対し従順で愛情深く、しつけも入りやすいのでコミュニケーションがとりやすいです。甘えん坊な面もあり、飼い主の愛情を独占したいところがあります。賢い一面に垣間見えるその可愛らしさが何とも言えません。初めて会った人や犬にも社交的ですが、まれに気難しい性格の子もいます。
日常の世話
見た目からも分かるように毎日の熱心なブラッシングを必要とします。特徴的な被毛はカットしてしまえば楽なのですが、この犬種の代表的特徴ですので、できるだけ維持したいものです。温和そうな雰囲気とは反対に、相当の運動量を必要とします。日に2回、1回に1時間程度の散歩を行い、広い場所で思い切り走る事が出来る環境を整えてあげましょう。季節ごとの被毛の手入れや体調管理などに備えて、室内での飼育をおすすめします。
歴史・起源
19世紀の中ごろ、もともとこの犬種は家畜を集めたり移動させたりする牧畜犬や、羊を市場に連れて行く際の護送犬として役立っていました。当時のイギリスでは使役犬には税金を免除するという法律があり、その証として断尾することがありました。これが切り尾(ボブ・テイル)というニックネームがつけられた由縁です。その後20世紀初めにショードッグとして人気を集め、現在日本でも使役犬というよりは一般家庭でペットとして飼育されるようになりました。