身体的特徴
サイズ | 大型犬 |
---|---|
種類 | 番犬 護衛犬 |
体高 | オス:65~72cm / メス:60~68cm |
体重 | オス:60~65kg / メス:65~70kg |
毛質 | 硬くて短い粗毛 |
毛色 | グレー,ブラック,又ブラウンやフォーン,ディープ・フォーン |
耳の形状 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 下垂剣状尾 |
性格
もともと秘めている頑固さと凶暴さをいかにコントロールできるかによって性格は大きく変わってきます。本来持っている優しさと愛情深い性格を伸ばすことができ、かつ飼い主のコントロールが完璧に効くようであればとても従順で飼いやすく頼もしい存在でしょう。けれど中途半端な飼い方であれば飼い主自身もしくは外部のトラブルメーカーになってしまうこともあります。飼育の際は十分注意しましょう。
日常の世話
大きな体を支えるには十分な筋力が必要です。激しい運動というよりは基礎体力と筋力を維持するような運動を行いましょう。散歩は1日に最低3回、1回1時間以上は行うようにしてください。被毛のお手入れは、週に1回程度のブラッシングで十分です。汚れが気になった時は濡れたタオルで体全体をよく拭いてあげてください。特に顔のしわには皮脂や汚れがたまりやすいので念入りに行ってあげましょう。
歴史・起源
古代ローマ時代に遡ること、アレキサンダー大王がギリシャに連れてきたマスティフが始まりと考えられています。たるんでいる顔の皮は、噛みつかれても致命傷にならないためにあると言われ、闘犬として戦っていたという以外にも、ライオンと戦っていたという話があります。屈強で強靭な犬というイメージがあるがゆえに恐ろしい犬という印象を持たれることが多く、そのためか軍用犬などとしても活躍していました。