身体的特徴
サイズ | 大型犬 |
---|---|
種類 | 獣猟犬 |
体高 | オス:81~86cm / メス:76~81cm |
体重 | オス:40-55kg / メス:40-55kg |
毛質 | 硬い針金状の粗毛 |
毛色 | グレー,レッド,ブリンドル,ブラックなど |
耳の形状 | 垂れ耳 (ボタンイヤー) |
尾の形状 | 垂れ尾 |
性格
大きな体からは想像しにくいほど優しく愛情深くフレンドリーな犬種です。あまりに友好的で社交的な性格から、番犬や警備犬などには向いていません。超大型犬ですが、小さな子供からお年寄りまで仲よくすることができるため、性格的にはどの家庭でも飼いやすいでしょう。けれども如何せん体重が60kg超の大きさですので、一般家庭ではなかなか手が出しにくい犬種かもしれません。
日常の世話
体の大きさが普通の大型犬以上ですので、運動量はそもそも豊富に必要なのは当たり前です。毎日散歩の時間を長めにとり運動を十分に行ってください。その際に、小型の動物(チワワなどの小型犬など)を見ると狩猟本能からか追いかけてしまうことがありますので注意するようしてください。被毛のお手入れにはさほど手がかからないのですが、体が大きいためブラッシングもシャンプーも相当な時間がかかりますので覚悟しましょう。
歴史・起源
アイリッシュ・ウルフハウンドは、紀元前1500年頃までにギリシャからアイルランドへ渡ってきたと考えられている超大型の犬種です。オオカミ狩りを目的に作られた犬種だったため、「ウルフ・ハウンド(オオカミを狩るもの)」と名付けられました。ローマでも300年後半にアイリッシュ・ウルフハウンドに関する記録が残されています。 特に大きいサイズの犬種ですので、日本の狭小住宅環境ではなかなか飼う事が難しく、人気・知名度はそれほど高くありません。