身体的特徴
サイズ | 大型犬 |
---|---|
種類 | 護衛犬 |
体高 | オス:55~61cm / メス:55~61cm |
体重 | オス:90〜91kg / メス:90〜91kg |
毛質 | 短く硬い毛 |
毛色 | レッド,フォーン,アプリコット,ブラック,ブリンドル |
耳の形状 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
性格
日本よりも諸外国での人気が高い犬種です。もともと戦うために作り出された犬種ですので、強靭な肉体と凶暴性を持っています。うかつに近寄ると怪我をする恐れもありますし、素人がたやすく飼う事はお勧めできません。万が一凶暴になったときは、周囲に多大なる危険をもたらしかねません。きちんと専門のトレーナーがしつけをすることによって、この犬の特徴が引き出されることもあるため、一般での家庭犬としては向きません。
日常の世話
戦うために必要なスタミナと体力を常に維持する必要があり、毎日の散歩だけでは補いきれません。1日に3回以上・1時間以上の散歩を行いましょう。その際は、周囲の犬に攻撃的にならないようにしつけ、何があった場合でも飼い主が制止できるようにしなければなりません。短い被毛はこまめなお手入れはさほど必要ありません。顔のしわや口周りのヨダレのお手入れの方が大変かもしれません。
歴史・起源
江戸時代に土佐の藩主たちの間で盛んになった闘犬が、江戸後期になるとそれまでの四国犬にオランダなどから持ち込まれた犬(マスティフやグレート・デーン、ブルドッグ、ブル・テリアと言われている)をかけあわせ、さらに強靭な犬種が作り出されました。それが土佐犬です。もともと四国犬を土佐犬と呼んでいましたが、この頃には四国犬と呼ばれ、新しく作り出されたこの犬種が土佐犬となりました。現在も闘犬の文化はありますが、かつての残忍さはなくなり、日々の訓練や技術で犬同士がぶつかり合うようなものに変わっています。